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おおもり歯科医院

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おあしす

わたしたちの歯科医院では、毎月「おあしす」という医院新聞を発行しています。
といってもまだ今回で第2号なのですが。

創刊号は開院に先立ち、作成しました。
そして今回できあがった第2号は、開院時に行ったお披露目会でみなさんにいただいたコメントをメインに掲載しています。
そのほかには、開院を迎えたスタッフの気持ちを添えています。

「おあしす」ではこれからも遊び心を忘れずに、日々のエピソードや感じたこと、そして発信したいことなどを記してみなさんにお渡ししたいと考えています。

待合室に置いていますので、お越しの際はぜひぜひ目を通してみて下さい。
また、ご意見ご要望等ありましたら、遠慮なくコメントをいただけますよう、よろしくお願いいたします。
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by omori-dc | 2007-02-28 21:47 | episode | Comments(0)

予防が大事なので

歯科に限ったことではないのですが、病気には予防が一番です。
治療しなくて済むようにするのがもっともめでたいことです。
つらい思いをしなくて済むし、お金もかかりません。

心身ともに豊かに暮らすことができると思います。

予防といえばまずは子どものうちにはじまるむし歯予防ですね。
むし歯予防は赤ちゃんのうちから考えておく必要があります。
何と言っても食べもの、食べ方です。

歯みがきやらフッ素(フッ化物)塗布はあくまでもおまけのようなものです。

そういう話をわたしたちがちゃんとできるようになる必要があります。

それをうまく伝えるために、わたしたちの歯科医院では「むし歯のなりやすさ(なりにくさ)」に関するテストを導入しようと考えています。
そのテストというのはオーラルテスター(トクヤマデンタル)
むし歯のなりやすさを判定してブラッシング指導やフッ素塗布、食事指導といったことを頻度も検討しながらやっていけたらと考えています。

先日の新たなとりくみにも通じると思います。
また、その際、学生時代の友人(こども専門の歯科医師)から開院祝いでいただいた本がものすごく参考になります。
持つべきものは友です。

わたしたちが「友」として歯科医院に来て下さる方々に同じ目線でお手伝いできるように取り組みたいですね。
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by omori-dc | 2007-02-26 21:03 | episode | Comments(0)

見に来てもらえるということ

本日、日曜日だったのですが、ある歯科医師の先生がわたしたちの歯科医院を見たい、ということで来て下さいました。
その先生はぼくよりずっと年上です。
去年の8月にご自身のクリニックを移転されたのですが、その際の設計がわたしたちの歯科医院を設計してくださった建築家の方です。

わたしたちの歯科医院をつくって下さった工務店がそこの内装もされました。
実はわたしがその工務店の社長さんとお会いしたのは今日来て下さった先生の医院の建築現場でした。
つまり、ご自分のクリニックをこれから新しくするというわけじゃないのにわざわざ見に来て下さったわけです。

こうして見に来ていただけるということはうれしいことだと思います。

見るためだけに足を運んでいただける建物で働けるなんて幸せです。

一般の方にも見るだけでもお越しいただきたいですね。

それだけの価値ある建物だと思います。

ぜひ見るだけでもお越し下さい。

そして患者さんとして来ていただいた方には、それ以上のことができたらなあと思います。
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by omori-dc | 2007-02-25 20:09 | episode | Comments(0)

新たなとりくみ

開院時には、ありがたいことにたくさんの方からお祝いをいただきました。
そして本日いただいたお祝いのお礼に近所の方を訪問しました。
その中に幼児教室を運営されているセンセイがおられ、うちの子どもたちもお世話になった幼児教室のセンセイ方にご挨拶をさせていただきました。

幼児教室は幼稚園に上がる前の2~3歳が対象です。
ちょうど乳歯が生えそろう時期です。
歯について気をつけはじめる時期です。

その時期の子どもさんとお母さん対象に、歯の手入れについての指導をしに幼児教室に出張してもらえないか、という要望をいただきました。
わたしたちにとって願ったりかなったりです。
二つ返事でOKです。

この日はありがたい励ましをたくさんいただきました。
新たなとりくみに向かって、さっそく準備にとりかかりたいと思います。
先日のみどりぐみの活動でも検診の依頼をいただきました。
こちらとともに院外での活動が増えることはすばらしいことだと思います。

こうして声をかけていただけることに感謝です。

どうぞよろしくお願いいたします。
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by omori-dc | 2007-02-22 23:24 | episode | Comments(2)

ホームページを見たことがあるに○

わたしたちの歯科医院の問診票には、「ホームページを見たことがありますか」という質問があります。

そして本日、はじめて見たことがある、という方がお見えになりました。

ホームページをご覧になって、お越し下さったというのはわたしにとってたいへんにうれしいことです。

ということでもっとホームページに力を入れないとなあ、とも思うのですが、あれはあれでひとつのかたちかなあ、とも思っておりまして…。

当面はブログとの併用で運営していきたいと考えています。
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by omori-dc | 2007-02-19 22:59 | episode | Comments(0)

ひとつのつながり

わたしは歯科医院を地域に根ざしたものにしたいと考えています。
ですが、地域とは別に、ちょこっとやりたいことがあってやっていることがあります。
わたしが地域医療というものを見つめるのにものすごく影響を受けたことのひとつです。

自分ではじめたことですが、自分にものすごく大きく返ってきたことです。

2月18日、みどりぐみ 第21回に行ってきました。
毎月第3日曜と決めていて、よほどのことがない限りこの活動を優先しています。
もしわたしたちのこの活動に参加を希望してくださる方がおられたなら、ぜひ一声かけていただきたいと思います。

詳しくはみどりぐみのブログをご覧下さいませ。

こういうひとつのつながりを保つことができていることに、心から感謝します。
ここの施設のみなさまからは、いつもいつも元気をいただいています。
わたしたちが提供していることの何倍のリターンを与えていただいていると思います。

自分の存在を確かめることができるということは幸せなことです。
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by omori-dc | 2007-02-18 22:40 | episode | Comments(0)

言い忘れていた大事なこと

昨日、わたしの所属する歯科医師会の50周年記念行事がありました。
わたしは入会したばかりで、歯科医師会50年の重みといってもピンと来ないのですが、この地には生まれたときから住んでいるので、それなりに地域の変化はわかります。
これからは一市民としてではなく、一会員として関与することになりますが、スタートが50周年ということでとても覚えやすくて、自分の歴史との関係がわかりやすいですね。

さて、ピカピカの新人として出席したわけですが、そこで思いがけない人にお会いしたり、思いがけないところに同窓生がいたりして、驚きました。
世間は狭いというか、地元で暮らしているから当たり前のことなんですが、身近に自分と関係のある人がちゃんといるものだなあと実感しました。

そのあたりのことについては、こちらに紹介させていただきました。

その中で帰りがけにクロークの列で待っているときに近所の内科の先生と一緒になったのでお話させていただきました。
この先生は地区の医師会の会長さんで、来賓として来られていて、祝宴であいさつをされていました。
近所ということで奥さまともいろいろお話させていただいたことがあって、親しみのある先生ですが、医師会の会長さんとしてのご挨拶ではなかなかに厳しいお言葉を述べておられました。

こういう行事には地域の議員さん(自民党)も来賓として来られているのですが、その先生方に対して直球で行政・政治に対する不満をぶつけておられました。
「おお、すごい、さすがだ…」と末席で驚いていたわけです。

そんな会長さんと宴のあとにクローク前で「近くのなので何かありましたらよろしくお願いいたします」「近くに先生のようなお医者さんがいらして心強いです」などと話していたのですが、そういう話の中で、「そうか、一番大事なことを言い忘れていたなあ、それを言わないといけないと思っていたのに」という話になりました。

それはどういう話かというと、血栓ができにくいような薬を飲まれている患者さんに対しての歯科治療時の話。
血栓ができにくくなるような薬を飲んでおられるということは、出血した場合に止血しにくくなるわけです。
ですから、歯科で抜歯が必要になったときには注意を要することになります。

そういうときに、歯科医は内科主治医に「抜歯しても大丈夫ですか?」「薬をしばらく止めてもらえませんか?」という問い合わせをすることが多いのですが、それについて。

「それは愚問だ」

会長先生がおっしゃいました。
少なくとも薬を止めることに関しては、本来そういうことはすべきではない、ということです。

「いつ血栓ができるかわからないから薬を飲むように指示をしているのに、抜歯するからといって薬をやめてそのとき血管が詰まってしまったらどうするんだ」

おっしゃるとおりだと思います。
そこまで内科の先生に責任転嫁していいのか、ということです。
歯科からの依頼で休薬して何かあったとき責任とれと言われても内科の先生としては困るでしょう。

これはなかなかに難しい問題だと思います。

もしこの話を会長先生が言い忘れずにお話されていたら歯科医のみなさんはどんな反応を示されただろうか、と興味深くもあるのですが、いずれにしてもこの点についてはわたしも慎重に対処したいと思います。

いま、抗血栓薬は中断せずに抜歯をするというほうが一般的になりつつあります。
できるだけ出血しないよう注意をしながら、やさしい処置をするように心がけたいと思います。

とは言いながらも、いざとなるとお医者さんに助けを求めることになるでしょう。

そのためにも、日々のコミュニケーション、つまり雑談めいた会話が大切なんだと思うわけです。

奥さまとお知り合いになれて、お住まいのことなど話せる機会があったからこそ、新人が来賓の会長先生とお話することができました。
たいへんにありがたいことだと思いました。
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by omori-dc | 2007-02-18 08:26 | episode | Comments(0)

自治会

本日自治会への勧誘をいただきました。
自治会長さんにあいさつに行かないとなあ、と思いながら行けてなかったのですが、役員の方が患者さんとしてお見えになって下さって、入会のお誘いをして下さったのです。

住居があるわけではないのですが、自治会のみなさんにお世話になることもあるでしょうから、入らせていただくことにしました。

こういうところから、地域に根ざしていきたいと思います。

人とのつながりをたいせつにしたいです。
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by omori-dc | 2007-02-16 22:24 | episode | Comments(0)

基本姿勢として

わたしたちの歯科医院の基本姿勢として、安全であることというのがあります。
できるだけ、体にやさしい治療を提供できたらと考えています。
その中の一環として、医薬品に頼りすぎないということがあります。

できるだけ刺激の強い薬剤の使用は控えたいと思っています。
もちろんまったくゼロというわけにはいきません。
今のわたしたちができる範囲では最小限に、というところで努めているつもりです。

ハイリスク・ハイリターンとローリスク・ローリターンというところでいえば、自ずと後者になるでしょう。

そのあたりはご理解いただきたいと思います。

そういう姿勢でスタッフ一同が賛同して取り組んでいます。

ある本からわたしが共感を覚えた言葉を抜粋してみます。
仏教に関する本、「足を知る」こころ/松原泰道 から。

テクノロジーの「行き過ぎ」を制御する知恵

大城 情報氾濫の時代になりまして、恐らく煩悩も、それを救うものとしての『般若心経』の意味だとかもまた情報化してしまっているのではないでしょうか。
『般若心経』の根本とまったく離れて、たとえばこれを読めば何か現世利益があるというような軽薄なものになっていくと思われませんか。
周囲にあるすべてのものとの縁起によって自分が救われるんだということ、そこまで理解する余裕がないんですね。

松原 ほんとに余裕がない。毎年受験シーズンには、藁にもすがる気持ちで、お経をあげたり絵馬を出したりするんでしょう。
祈ることは何も悪いことではありません。
私だって孫が受験のときにはパスするようにと祈りました。
ただその祈りがエゴイズムだということを、どこかで気づかないといけないんです。
うちの子供がパスしますように、ということは、裏から言えば誰か落っこちますようにですよね。
受験浪人の悲しみの上に自分の幸せがあるんだということをわかることが本当のご利益というものなんです。

中略

松原 ですから私、昨今の臓器移植の問題に、仏教徒として一言申し上げたいんです。
仏教の思想からいうならば、欲が悪いんじゃなくて、とらわれることを非とするわけです。
だから人間、長生きしたいという欲望が悪いんじゃないんです。
それにとらわれて他人の内臓までもらおうという執着、それも外国まで行ってカネに任せて臓器をもらってくる。
仏教徒として私は、それはいけませんと言うのが親切だと思うんです。
ただそう言うものの、もし私の身内の者がそういうことになったときに、果たして臓器移植をあきらめきれるかどうか不安になります。
ですが、そういう弱みがありますから、ここでブレーキをかけておかなければならないと強く感じます。
同時に、先端医学の先生たちにも適当なところでストップを、ブレーキをかけなければいけませんと申し上げたい。

大城 私は、一部の人が創造・開発した小さな知恵を、もっと広い全体の知恵に広げていく知恵が出てくるといいなと思うんです。
しかし脳死を認めるという考え方が、一見進歩に見えて、先生のお説によればやっぱり退歩じゃなかったかというふうに解釈されるところに、今日の日本の病弊の象徴的な事情があるんじゃないでしょうか。
テクノロジーというものは、それ自体に成長進歩へ向かう本能的なエネルギーを内包しているわけですね。
たとえば医学に携わる人が医学の視野だけで見ていると、人命を救うために臓器移植が必要だ、そのためにはどうしても脳死を認めなければならない、というふうになってくるはずなんです。
ですから、問題はテクノロジーの本能をいかに制御するかにあると思うんです。
二宮尊徳の言葉に、農業の要諦は「天理に従って種をまき天理に逆らって草を取る」というのがあるんです。
草を取ることは天理に逆らっているように見えながら、ほんとは天理に従っているわけですね。
つまりわれわれはどこでバランスをとるかを考えなくてはならないわけです。

松原 おっしゃるとおりですね。自分の命はいただいた命であって、自分でつくった命じゃない。
『般若心経』でいえば空のものなんだからいつかお返ししなければならない。
それが『般若心経』のこころでもあると思います。


臓器移植に対する考えについてはたいへんに深い問題があると思います。
わたしも臓器移植に対してはいまのところ賛同しかねます。
臓器売買は、命をお金でやりとりしているとしか思えません。

もちろん肯定される方の考えというのも正しいと思います。

ただわたしの共感できるバランス感覚という点においては、どうしたって行き過ぎのテクノロジーには歯止めが必要だと思ってしまうのです。

現実を受け入れる精神的余裕があったほうが、豊かな気持ちで暮らしていけるんじゃないかと感じています。

ですから、仏教的な思想に共感を覚えるのだと思います。

松原先生の言葉からもう少し抜粋させていただきましょう。

物が豊富になってもなぜ心が貧しいか、それは心を置き去りにしてしまったからだという素朴な訴えなのです。
物が豊かでも心が貧しければ、人間は人間でなくなるのです。

今、話題になっているようなさまざまな問題児を生み出すのは社会だと言うけれど、その社会をつくっているのは大人ですし、そうなった理由は、やはり大人の心が物事を機械的に処理していく「機心」だからではないでしょうか。



科学技術の発達に惑わされて失った人間性を回復する、というと抽象的になりますが、そのために私たちが日常的にできることを一つひとつしていこうではありませんか。
まず「足ることを知る」すなわち「知足」の実行です。
知足の英知を身につけることです。



もう一つ、私たちは共生ということも考えるべきだと思います。
とかく、人の世話にならないとか、人には迷惑をかけないと言い張るけれど、人間の生活において絶対にそんなことはできるはずがないのです。
仏教的に、特に禅の立場では、自分の見方に固執する思い上がりを「見取見」といいます。
エゴ丸出しで自分中心に考えると、独断や偏見が生まれる。
それを慎むことが大事だと思います。
網の目は、他の目がなければ自分の目もないし、逆もしかりです。
これと同じことで、人間は一人一人、他から影響を受けているし、他にも影響を及ぼしてもいます。
そんな繋がりの中に個々の人生があると考えるべきです。
人間は、他に迷惑をかけなければ生きられない、たいへん弱い存在なのです。


少し話題はそれてしまいましたが、わたしはこういった考えにとても共感を覚え、こういった考えに基づいて歯科医療を提供したいと考えているわけです。

病気を治すことについては機械を直すのとは根本的に違うということをまず知っておく必要があるということです。
どうしてもわたしたちの分野は歯という部品を直す修理工のような感覚に陥りがちですが、決してそうではないということ。
歯や歯のまわりの組織を治すためにはまず患者さん自身の力が必要であるということ。

わたしたちは治したい、治りたい、という強い思いに対してサポートをさせていただくに過ぎないということを知る必要があると思っています。

そしてわたしたちもまた非常に弱い存在であり、網の目の一つとして、存在しているのです。

わたしたちのエゴで歯科医療をやろうなどと考えないように努めたいと思います。

このような考えに基づいて、地域のみなさんの何らかのお役に立てたらと考えています。
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by omori-dc | 2007-02-15 22:00 | idea | Comments(0)

サインオブジェクト

わたしたちの歯科医院のサインオブジェクトは歯とはまったく関係ないデザインです。
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作製して下さった金属加工アーティストのhnztさんに作品のコンセプトをお尋ねしました。
いただいた言葉の中に、

「内外壁面の木と木の隙間に内海の緩やかな風が通るようなイメージが湧きます」

「その緩やかな風のなか老若男女が集まりあたたかい会話や歯科医院というかたさを感じることなく、あらゆる人の交流や混じりあいが目に浮かんできます」


まさしくわたしたちのめざす方向です。
歯医者さんらしくなくていいと思っています。
あたたかい、あらゆる人が集う交流の場になることがわたしの願いです。

わたしたちの歯科医院をつくって下さった人たちも集まって来てくれるような場所でありたいと願っています。

hnztさんの作品コンセプトが自分たちの方向性に合致していることがとてもうれしくて、心があたたかくなりました。
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by omori-dc | 2007-02-12 19:05 | Comments(0)