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おおもり歯科医院

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ひとつのつながり

わたしは歯科医院を地域に根ざしたものにしたいと考えています。
ですが、地域とは別に、ちょこっとやりたいことがあってやっていることがあります。
わたしが地域医療というものを見つめるのにものすごく影響を受けたことのひとつです。

自分ではじめたことですが、自分にものすごく大きく返ってきたことです。

2月18日、みどりぐみ 第21回に行ってきました。
毎月第3日曜と決めていて、よほどのことがない限りこの活動を優先しています。
もしわたしたちのこの活動に参加を希望してくださる方がおられたなら、ぜひ一声かけていただきたいと思います。

詳しくはみどりぐみのブログをご覧下さいませ。

こういうひとつのつながりを保つことができていることに、心から感謝します。
ここの施設のみなさまからは、いつもいつも元気をいただいています。
わたしたちが提供していることの何倍のリターンを与えていただいていると思います。

自分の存在を確かめることができるということは幸せなことです。
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# by omori-dc | 2007-02-18 22:40 | episode | Comments(0)

言い忘れていた大事なこと

昨日、わたしの所属する歯科医師会の50周年記念行事がありました。
わたしは入会したばかりで、歯科医師会50年の重みといってもピンと来ないのですが、この地には生まれたときから住んでいるので、それなりに地域の変化はわかります。
これからは一市民としてではなく、一会員として関与することになりますが、スタートが50周年ということでとても覚えやすくて、自分の歴史との関係がわかりやすいですね。

さて、ピカピカの新人として出席したわけですが、そこで思いがけない人にお会いしたり、思いがけないところに同窓生がいたりして、驚きました。
世間は狭いというか、地元で暮らしているから当たり前のことなんですが、身近に自分と関係のある人がちゃんといるものだなあと実感しました。

そのあたりのことについては、こちらに紹介させていただきました。

その中で帰りがけにクロークの列で待っているときに近所の内科の先生と一緒になったのでお話させていただきました。
この先生は地区の医師会の会長さんで、来賓として来られていて、祝宴であいさつをされていました。
近所ということで奥さまともいろいろお話させていただいたことがあって、親しみのある先生ですが、医師会の会長さんとしてのご挨拶ではなかなかに厳しいお言葉を述べておられました。

こういう行事には地域の議員さん(自民党)も来賓として来られているのですが、その先生方に対して直球で行政・政治に対する不満をぶつけておられました。
「おお、すごい、さすがだ…」と末席で驚いていたわけです。

そんな会長さんと宴のあとにクローク前で「近くのなので何かありましたらよろしくお願いいたします」「近くに先生のようなお医者さんがいらして心強いです」などと話していたのですが、そういう話の中で、「そうか、一番大事なことを言い忘れていたなあ、それを言わないといけないと思っていたのに」という話になりました。

それはどういう話かというと、血栓ができにくいような薬を飲まれている患者さんに対しての歯科治療時の話。
血栓ができにくくなるような薬を飲んでおられるということは、出血した場合に止血しにくくなるわけです。
ですから、歯科で抜歯が必要になったときには注意を要することになります。

そういうときに、歯科医は内科主治医に「抜歯しても大丈夫ですか?」「薬をしばらく止めてもらえませんか?」という問い合わせをすることが多いのですが、それについて。

「それは愚問だ」

会長先生がおっしゃいました。
少なくとも薬を止めることに関しては、本来そういうことはすべきではない、ということです。

「いつ血栓ができるかわからないから薬を飲むように指示をしているのに、抜歯するからといって薬をやめてそのとき血管が詰まってしまったらどうするんだ」

おっしゃるとおりだと思います。
そこまで内科の先生に責任転嫁していいのか、ということです。
歯科からの依頼で休薬して何かあったとき責任とれと言われても内科の先生としては困るでしょう。

これはなかなかに難しい問題だと思います。

もしこの話を会長先生が言い忘れずにお話されていたら歯科医のみなさんはどんな反応を示されただろうか、と興味深くもあるのですが、いずれにしてもこの点についてはわたしも慎重に対処したいと思います。

いま、抗血栓薬は中断せずに抜歯をするというほうが一般的になりつつあります。
できるだけ出血しないよう注意をしながら、やさしい処置をするように心がけたいと思います。

とは言いながらも、いざとなるとお医者さんに助けを求めることになるでしょう。

そのためにも、日々のコミュニケーション、つまり雑談めいた会話が大切なんだと思うわけです。

奥さまとお知り合いになれて、お住まいのことなど話せる機会があったからこそ、新人が来賓の会長先生とお話することができました。
たいへんにありがたいことだと思いました。
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# by omori-dc | 2007-02-18 08:26 | episode | Comments(0)

自治会

本日自治会への勧誘をいただきました。
自治会長さんにあいさつに行かないとなあ、と思いながら行けてなかったのですが、役員の方が患者さんとしてお見えになって下さって、入会のお誘いをして下さったのです。

住居があるわけではないのですが、自治会のみなさんにお世話になることもあるでしょうから、入らせていただくことにしました。

こういうところから、地域に根ざしていきたいと思います。

人とのつながりをたいせつにしたいです。
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# by omori-dc | 2007-02-16 22:24 | episode | Comments(0)

基本姿勢として

わたしたちの歯科医院の基本姿勢として、安全であることというのがあります。
できるだけ、体にやさしい治療を提供できたらと考えています。
その中の一環として、医薬品に頼りすぎないということがあります。

できるだけ刺激の強い薬剤の使用は控えたいと思っています。
もちろんまったくゼロというわけにはいきません。
今のわたしたちができる範囲では最小限に、というところで努めているつもりです。

ハイリスク・ハイリターンとローリスク・ローリターンというところでいえば、自ずと後者になるでしょう。

そのあたりはご理解いただきたいと思います。

そういう姿勢でスタッフ一同が賛同して取り組んでいます。

ある本からわたしが共感を覚えた言葉を抜粋してみます。
仏教に関する本、「足を知る」こころ/松原泰道 から。

テクノロジーの「行き過ぎ」を制御する知恵

大城 情報氾濫の時代になりまして、恐らく煩悩も、それを救うものとしての『般若心経』の意味だとかもまた情報化してしまっているのではないでしょうか。
『般若心経』の根本とまったく離れて、たとえばこれを読めば何か現世利益があるというような軽薄なものになっていくと思われませんか。
周囲にあるすべてのものとの縁起によって自分が救われるんだということ、そこまで理解する余裕がないんですね。

松原 ほんとに余裕がない。毎年受験シーズンには、藁にもすがる気持ちで、お経をあげたり絵馬を出したりするんでしょう。
祈ることは何も悪いことではありません。
私だって孫が受験のときにはパスするようにと祈りました。
ただその祈りがエゴイズムだということを、どこかで気づかないといけないんです。
うちの子供がパスしますように、ということは、裏から言えば誰か落っこちますようにですよね。
受験浪人の悲しみの上に自分の幸せがあるんだということをわかることが本当のご利益というものなんです。

中略

松原 ですから私、昨今の臓器移植の問題に、仏教徒として一言申し上げたいんです。
仏教の思想からいうならば、欲が悪いんじゃなくて、とらわれることを非とするわけです。
だから人間、長生きしたいという欲望が悪いんじゃないんです。
それにとらわれて他人の内臓までもらおうという執着、それも外国まで行ってカネに任せて臓器をもらってくる。
仏教徒として私は、それはいけませんと言うのが親切だと思うんです。
ただそう言うものの、もし私の身内の者がそういうことになったときに、果たして臓器移植をあきらめきれるかどうか不安になります。
ですが、そういう弱みがありますから、ここでブレーキをかけておかなければならないと強く感じます。
同時に、先端医学の先生たちにも適当なところでストップを、ブレーキをかけなければいけませんと申し上げたい。

大城 私は、一部の人が創造・開発した小さな知恵を、もっと広い全体の知恵に広げていく知恵が出てくるといいなと思うんです。
しかし脳死を認めるという考え方が、一見進歩に見えて、先生のお説によればやっぱり退歩じゃなかったかというふうに解釈されるところに、今日の日本の病弊の象徴的な事情があるんじゃないでしょうか。
テクノロジーというものは、それ自体に成長進歩へ向かう本能的なエネルギーを内包しているわけですね。
たとえば医学に携わる人が医学の視野だけで見ていると、人命を救うために臓器移植が必要だ、そのためにはどうしても脳死を認めなければならない、というふうになってくるはずなんです。
ですから、問題はテクノロジーの本能をいかに制御するかにあると思うんです。
二宮尊徳の言葉に、農業の要諦は「天理に従って種をまき天理に逆らって草を取る」というのがあるんです。
草を取ることは天理に逆らっているように見えながら、ほんとは天理に従っているわけですね。
つまりわれわれはどこでバランスをとるかを考えなくてはならないわけです。

松原 おっしゃるとおりですね。自分の命はいただいた命であって、自分でつくった命じゃない。
『般若心経』でいえば空のものなんだからいつかお返ししなければならない。
それが『般若心経』のこころでもあると思います。


臓器移植に対する考えについてはたいへんに深い問題があると思います。
わたしも臓器移植に対してはいまのところ賛同しかねます。
臓器売買は、命をお金でやりとりしているとしか思えません。

もちろん肯定される方の考えというのも正しいと思います。

ただわたしの共感できるバランス感覚という点においては、どうしたって行き過ぎのテクノロジーには歯止めが必要だと思ってしまうのです。

現実を受け入れる精神的余裕があったほうが、豊かな気持ちで暮らしていけるんじゃないかと感じています。

ですから、仏教的な思想に共感を覚えるのだと思います。

松原先生の言葉からもう少し抜粋させていただきましょう。

物が豊富になってもなぜ心が貧しいか、それは心を置き去りにしてしまったからだという素朴な訴えなのです。
物が豊かでも心が貧しければ、人間は人間でなくなるのです。

今、話題になっているようなさまざまな問題児を生み出すのは社会だと言うけれど、その社会をつくっているのは大人ですし、そうなった理由は、やはり大人の心が物事を機械的に処理していく「機心」だからではないでしょうか。



科学技術の発達に惑わされて失った人間性を回復する、というと抽象的になりますが、そのために私たちが日常的にできることを一つひとつしていこうではありませんか。
まず「足ることを知る」すなわち「知足」の実行です。
知足の英知を身につけることです。



もう一つ、私たちは共生ということも考えるべきだと思います。
とかく、人の世話にならないとか、人には迷惑をかけないと言い張るけれど、人間の生活において絶対にそんなことはできるはずがないのです。
仏教的に、特に禅の立場では、自分の見方に固執する思い上がりを「見取見」といいます。
エゴ丸出しで自分中心に考えると、独断や偏見が生まれる。
それを慎むことが大事だと思います。
網の目は、他の目がなければ自分の目もないし、逆もしかりです。
これと同じことで、人間は一人一人、他から影響を受けているし、他にも影響を及ぼしてもいます。
そんな繋がりの中に個々の人生があると考えるべきです。
人間は、他に迷惑をかけなければ生きられない、たいへん弱い存在なのです。


少し話題はそれてしまいましたが、わたしはこういった考えにとても共感を覚え、こういった考えに基づいて歯科医療を提供したいと考えているわけです。

病気を治すことについては機械を直すのとは根本的に違うということをまず知っておく必要があるということです。
どうしてもわたしたちの分野は歯という部品を直す修理工のような感覚に陥りがちですが、決してそうではないということ。
歯や歯のまわりの組織を治すためにはまず患者さん自身の力が必要であるということ。

わたしたちは治したい、治りたい、という強い思いに対してサポートをさせていただくに過ぎないということを知る必要があると思っています。

そしてわたしたちもまた非常に弱い存在であり、網の目の一つとして、存在しているのです。

わたしたちのエゴで歯科医療をやろうなどと考えないように努めたいと思います。

このような考えに基づいて、地域のみなさんの何らかのお役に立てたらと考えています。
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# by omori-dc | 2007-02-15 22:00 | idea | Comments(0)

サインオブジェクト

わたしたちの歯科医院のサインオブジェクトは歯とはまったく関係ないデザインです。
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作製して下さった金属加工アーティストのhnztさんに作品のコンセプトをお尋ねしました。
いただいた言葉の中に、

「内外壁面の木と木の隙間に内海の緩やかな風が通るようなイメージが湧きます」

「その緩やかな風のなか老若男女が集まりあたたかい会話や歯科医院というかたさを感じることなく、あらゆる人の交流や混じりあいが目に浮かんできます」


まさしくわたしたちのめざす方向です。
歯医者さんらしくなくていいと思っています。
あたたかい、あらゆる人が集う交流の場になることがわたしの願いです。

わたしたちの歯科医院をつくって下さった人たちも集まって来てくれるような場所でありたいと願っています。

hnztさんの作品コンセプトが自分たちの方向性に合致していることがとてもうれしくて、心があたたかくなりました。
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# by omori-dc | 2007-02-12 19:05 | Comments(0)

ものすごくうれしい言葉

「歯医者さんに行くのがこんなに楽しみになるなんてはじめてです」
こんな言葉をいただけるなんて、ものすごくうれしいことです。
そのあとに「よっぽど痛かったってことなんでしょうね(笑)」という言葉が続くんですが、それでもそういう言葉を交わすことができるということがとにかくうれしいです。

その方はわたしたちの歯科医院で診察させていただいた1人目の患者さんです。
開院した日の朝一番に来て下さった方です。
「犬の散歩で前を通りがかって知った」という方で、昨日の診察のあと、犬を連れて再び医院を訪れて下さいました。
こういう患者さんにさっそく恵まれるとは、なんて幸運なんでしょう。

わたしはどんな歯科医院にしたいかというと、もちろんいろいろあるんですけれども、一言であらわすなら、「気持ちのいい歯科医院」です。

気持ちのいい歯科医院になるためにはどうすればいいか、というのをつねに考えて日々過ごしていこうと思っています。
BGMひとつとっても心が安らぐようなものにしたいですね。
当然まずは気持ちのいい対応、そして何より気持ちよくなるような治療(これには限界があるでしょうが…)を心がけたいと思います。

でも今回はわたしたちより前に患者さんからとても気持ちいい言葉をかけていただけたわけです。
すばらしい出会いに心から感謝します。
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# by omori-dc | 2007-02-11 22:38 | Comments(0)

華やか

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いま、わたしたちの歯科医院の待合室はお花でいっぱいです。
お花はいつか終わることになりますが、お花は終わるときがくるから、いいんだと思います。
最近は終わらないお花もあるようですが、生きたお花には「終わりがある」ということがよりいっそうそのよさであるとわたしは感じています。

人間の体の一部である歯にも終わりがあるからこそ、その存在によさがあると感じるようになっています。
終わりがあるからこそ、大切にしようとすることって何だかステキなことだと思います。
生きているあたたかみって、そういうところに感じられるような気がします。

人生においても華やかなときがあって、いずれそうじゃなくなっていくからこそ、おもしろいのかもしれません。
わたしたちの歯科医院がこれからつくる歴史の移り変わりにおいてももちろんあてはまります。
華やかでいられるときに、精いっぱい花を咲かせたいと思います。
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# by omori-dc | 2007-02-09 21:42 | Comments(0)

ホームページとリンクしたブログの活用

おおもり歯科医院のあゆみということでこのブログをつくりました。
ホームページにリンクさせていますが、ホームページとブログでは役割が異なるし、ブログは更新についても気軽に行えます。
またブログではコメントを残しやすいと思いますので、みなさんとの双方向のやりとりにコメント機能を有効利用できたらと考えています。

できる限り、差し支えのない範囲でお答えしたいと考えていますので、何なりとコメントしていただけたらと思います。

誹謗中傷等のふさわしくないと思われる内容に関しましては手直しを加えさせていただくこともあるでしょうが、みなさんの声にきちんと耳を傾けたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
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# by omori-dc | 2007-02-07 06:46 | Comments(0)

清々しいスタート

開院初日、清々しいスタートを切ることができました。
みなさんのおかげです。

とても気持ちのよい空間で、とても気持ちよい人たちに囲まれて、とても気持ちよく仕事ができました。

患者さんがステキな方ばかりでうれしい気持ちになりました。

初日に来て下さった患者さんはきっと忘れられない貴重な人たちです。

患者さんにありがとうございましたというのはおかしな気もしますが、正直なところ、よくぞお越し下さいました、という気持ちです。
この気持ち、この初心を忘れないようにしたいと思います。

そして初日にサポートに来て下さった関連業者のみなさまにはすごく助けてもらいました。
そばにいて下さるだけで心強いし、現に必要なときにすーっと寄ってきて下さって、適切なアドバイスを下さいました。
おかげでつまずきながらも何とかうまくいきました。

お遣いに行って下さって、素人ではできない配線をして下さって、患者さんへの資料提供がスムースにできるところまでして下さったことには感動してしまいました。

また、みなさんからあふれんばかりのお花と、くれぐれも無理しないように、体が大事ですよ、といういたわりの言葉をいただいたこと、心より感謝いたします。

ありがとうございました!
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# by omori-dc | 2007-02-05 22:38 | Comments(0)

歯科医院をはじめます

2007年2月5日、歯科医院をはじめます。

地域に根ざした歯科医院にしたいと考えています。

自分たちの信じた道を自分たちのペースで歩いていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。
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# by omori-dc | 2007-02-05 00:01 | Comments(0)