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おおもり歯科医院

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100年前

古い資料を見せてもらいました。
神戸市歯科医師会のものです。

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神戸市歯科医師会は、明治39年に発足したそうです。
明治時代、神戸市には歯科医師が10名ほどで、少しずつ増えていったようです。

分布図がありました。
当時の神戸市は現在の形とはほど遠く、神戸を中心に小さな範囲だったんですね。

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大正にかけて、神戸市内で歯科医が急増しています。
明治40年(人口36万人)に23人だった歯科医が、大正13年(人口79万人)には202人に。

20年ほどの間に人口が2倍になり、歯科医が9倍に。
激変の時代です。

昭和に入り、第二次世界大戦があって、戦後へ。
戦後の変化もまたさらに大きかったことでしょう。

現在、神戸市には人口150万人に対しおよそ1000軒の歯科医院があります。
単純に100年前と比較すると、人口との割合だと2.5倍に増えたことになります。

100年間で2.5倍です。
意外と増えていないんだな、という印象です。

とはいえ、100年前とは、あらゆることが変わったでしょう。
1961年に確立された国民皆保険制度による変化は劇的だったのではと想像します。

医療技術の進歩もめざましく、治療内容も大きく変化しました。
特に医療機器・材料の進化は100年前からすると信じられないでしょう。

日本の保険制度はすばらしいです。
カンボジアに行くと、つくづく感じます。

保険適応の範囲では受けることができない高度先進医療の必要性はあります。
しかしながら、それは保険適応で広範囲がカバーされているから成り立つのだと思います。

おおもり歯科医院は、ほぼ保険適応を守備範囲とさせてもらっています。

100年前の歯科医師に、比較的近いのかもしれません。

院長

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by omori-dc | 2016-06-19 09:23 | episode | Comments(0)
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