1月13日の午後は垂水区歯科医師会の新春学術講演会・新年会でした。
土曜日は午後休診なので、そのために休診にする必要はなかったのですが、土曜午後も診療している歯科医院では休診にして参加している先生もありました。
会場は舞子ビラ。
宴会場のあるフロアの窓からは絶景が楽しめます。
新年会は4年ぶりです。
少し感慨深いですね。
新年会をものすごく楽しみにしているというわけではなく、3年間新年会を開催できない状況だったということです。
それがこうして日常がやっと戻って来たという喜びです。
もちろん感染症はなくなったわけではありません。
今も少なからず感染者があり、発症しています。
予防意識を保って、日々の生活をしていくことは忘れてはなりません。
それはお口の中のお手入れについても言えます。
お口の中の最近を減らすことは重要ですが、学術講演会ではヒントをもらえたと思います。
食品を用いて口腔内の最近を減らすことが可能かもしれません。
薬剤ではないタブレットを口の中で溶かす、つまりはなめておけば効果があるという製品の開発の話もありました。
有効であれば活用したいと思いました。
新年会ではまず来賓の方々のご挨拶があります。いわゆるスピーチです。
みなさんまずは能登地方での大地震について話されます。
被災地でつらい思いをされている方のことを思うと胸が痛みます。
ですが、誰もが自分たちにできることは何か、を考えて、行動されていると感じます。
一日も早く、避難所で過ごす方々が快適な場所に戻れるよう、心から祈ります。
神戸市からも職員の方が派遣されているそうです。垂水区の若松区長が状況を話して下さいました。
これから垂水区からも保健師が避難所などに向かうそうです。
垂水区の若松区長のスピーチはとてもあたたかみがあり、ほれぼれします。
親しみやすく、気さくに声をかけて下さるし、ステキな区長さんです。
祝宴がはじまると、ほどなく和太鼓の演奏がはじまりました。
力強い太鼓の音が体に響きます。
太鼓にはパワーがありますね。人に力を与えられるように思います。
行けるようになったら能登の被災地のみなさんを励ますために演奏を披露しに行きたいと奏者の木村優一さんが離しておられました。
4年ぶりの祝宴では来賓も交え会員が交流します。
このような席は苦手な人もありますが、やはりこうしてちょくせつ会って言葉を交わすことができる機会というのはいいものです。
同業者はライバルでもあるのですが、地域で力を合わせて事業を行うこともあります。
これからの地域医療・福祉は行政も含めた多職種連携が重要です。歯科医師会も歯車の一部として機能しなければなりません。
互いに争っている場合ではありません。
新年会恒例のカラオケでは、新入会員がマイクを握ります。
17年前、わたしも歌ったのを何となく覚えています。
あの頃は開業してやっていけるのか、不安な気持ちだったのを思い出します。
初心は忘れてはならないですね。
垂水区歯科医師会の会員として、今後もわずかではありますが、地域医療に貢献していきたいとあらためて思いました。
院長